主な効能
機能性成分を豊富に含む柑橘として注目されています。以下にその主な効能を整理します。
1. 認知機能の改善
・ノビレチンが抗認知症作用を示し、脳内の情報伝達を促進することで記憶力や学習能力の向上が期待されます。特に認知症予防効果に関する研究が進んでいます。
2. 血糖値上昇の抑制
・ノビレチンにはインスリン抵抗性を改善し、食後血糖値の急激な上昇を抑える作用が確認されています。糖尿病予防に有用とされます。
3. 抗炎症・抗がん作用
・ノビレチンとタンゲレチンが発がん抑制効果を示し、慢性炎症の緩和にも寄与。β-クリプトキサンチンは肺がんリスク低減との関連性が指摘されています。
4. 生活習慣病予防
・β-クリプトキサンチンが骨代謝を調節し、メタボリックシンドロームの改善に効果的。抗酸化作用により動脈硬化の抑制も期待されます。
5. 免疫機能向上
・ファイトケミカル(植物由来機能成分)が白血球を活性化し、自然免疫力を高める作用を有します。
特徴的な成分組成
・ノビレチン:温州みかんの約10倍含有(果皮に特に濃縮)
・β-クリプトキサンチン:オレンジの約100倍含有
・タンゲレチン:他の柑橘類に比べて突出した含有量
農林水産省系研究機関の農研機構が機能性を公式に認めており、従来の生食用としての評価から、健康機能性食品素材としての再評価が進んでいます